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zoom RSS 【自作PC】夏用省電力サブマシンをゲームも遊べるマシンにアップグレードしたくなった

<<   作成日時 : 2016/05/12 05:16   >>

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 一昨年組上げた夏用の省電力サブマシンをちょっとだけグレードアップさせて、「夏でも室温が上昇しない程度に省電力で、軽い3Dゲームが出来るマシン」の構築を目論んでいます。現在考えているのは、AMD AM1プラットフォーム(Sokect FS1b)の最高アップグレード版となるAthlon 5370(2.2Ghz/4C/RADEON R3 Graphic)にGeforce GTX 750 Tiを載せようかと…。

 手持ちのSempron 3850+RADEON HD 7850という組み合わせでもそこそこ出来るのですが、何より素のCPU性能が中途半端に低くてブログ(Webly blog)の編集には向いてない点、ゲームをするとRADEON HD 7850の発熱から、室温上昇に繋がってしまう点に不満がありました。さりとてオンボードGPUのRADEON R3で3Dゲームをするには解像度とグラフィックオプションを落とすなど我慢が強いられるし、何をするにも中途半端なのです。

 論より証拠で、ブラウザベースのJavaScript処理のベンチマークである「Google Octane 2.0」の結果は、Sempron 3850が5985(Google Chrome)、iPad mini 2(Safari)が6796、Xperia Z5(Google Chrome)が8348と最新ハイエンドのスマホはおろか、2世代前のiPad miniにも劣る始末です。ゲームと充電(若しくはUSBキーボード入力)の事を考えなければ、おそらくXperia Z5にMHL変換アダプタかMiracastレシーバーをモニターに接続した方が満足出来るかもしれません。

Intelの省電力SoC BraswellはGPU増設に向いてない



 Kabiniアーキテクチャより性能が高そうな製品として、ブーストクロックが高く(最大2.4Ghz/通常1.6Ghz)、消費電力も低いBraswell(Intel Quad-Core Pentium Processor N3700)をオンボードで搭載したAsRockのN3700Mも面白そうだったのですが、こちらはPCIeのレーン数が最大4(x16スロットはあるがPCIe 2.0のx1モードでしか動かない)なので、Geforce GTX 750 Tiを挿しても性能をフルに発揮出来ず、そんな事をする位だったらいっそSkylakeのCore i5-6400TかXeon E3-1235L v5で組んだ方が素の性能も高いし将来性もあるので面白そうです。ただしイニシャルコストが3万〜4万円程高くなるデメリットもある為、そこまでするならメインマシンのパーツを総取っ替えするでしょうね。

 実際メインマシンもWin 10無償アップグレードに向けて更新予定で、そっちはそっちで全く別のコンセプトからパーツ選定作業中(選択肢が少なく発熱の高いじゃじゃ馬NVMe対応SSDか価格がこなれたAHCI対応SSDかで迷い中。前者ならSkylakeでCPU+マザーボード+メモリ、後者ならZ97チップセットマザーボードのみ更新)です。

KabiniなAthlon APUはDual GraphicsがNG、だったらGeforce追加しちゃおう



 昨年のこの記事でも書きましたが、こちらのAPUはRADEON R3と名が付いていますがDual Graphics(Hybrid CFX)には対応して居らず、例え同世代のRADEONと組み合わせても協調動作はしてくれないので、同じGPU追加するならば出来るだけアイドル時の消費電力が少なく、かつVRAM容量が2GB(※フルHDでシムズ4をプレイするならこれぐらい有った方がいいから)以上、 可能ならWindows 10のFast boot(GOP)に対応したDX12世代のものが望ましい、というわけでGeforce GTX 750 Tiに辿り着きました。今年の夏は少々暑くてもRADEON HD 7850の上限クロックと電圧を下げるなどして我慢をし、来年にPascal或いはPolaris世代のメインストリーム(実売1.5万円〜2万円程度)のGPUにするのも悪くない考えです。ちなみにサブマシンに用いているWin 10はInsider Preview版から使い続けてきたものだからなのかもしれませんが、GPUを取っ替え引っ替えしても再認証手続きが開始される事はありませんでした(今までの所は)。

 実際にGeforceと組み合わせないと何とも言えないのですが、一つだけ気をつけなければならないのがdriverの自動アップデートでオンボードGPUのdriverを組み込むと不具合が生じる恐れがある点です。BIOSからIGDを切ってPEG優先にしておけばたぶん問題無いと思うのですが、念のためGPUを追加する前にコントロールパネルのプログラムのアンインストールから「AMD Install Manager」の「変更とアンインストール」で「SM BUS Controller」以外をアンインストールしておくといいでしょう。

四の五の言っても始まらない、まずは現構成にRADEON HD 7850を挿してみる



 昨年はこのサブマシンに似て非なるRADEON R7 250(CapeVerdeコアの7750焼き直し版)を挿して様子を見ましたが、GOPに対応していないのと、Kabini環境での3Dゲームにおけるパフォーマンスは解像度を落とすか画質を下げないと満足にプレイ出来るレベルでは無く、幾つかのベンチマークを取った後にすぐ手放しました。それと比べるとRADEON HD 7850は素の性能だけで1.5倍〜2倍程度のパフォーマンスアップが期待出来ますが、今回は低消費電力運用が目的(&上手くすればメインマシンのGPUをより高性能なものへ刷新してお下がりにする)なので、定格クロックから大幅に落として電圧を下げてシムズ4をプレイしてみました。

 と、その前にアイドル時の消費電力ですが、30W〜35WとノーマルのSempron 3850と比較してプラス10W程度増えました。シムズ4プレイ時は最大で85W程だったんですが、AfterBurnerからコアクロックを606Mhz(※600にしてもこの数値になる)、コアボルテージを900mVに設定した所、シムズ4プレイ時最大で74W、平均すると50W代と概ね満足のいく消費電力になりました。ただしこのスペックではフレームレートも10〜20fpsと大幅に下がってしまう為、消費電力を増大させてまでGPUを追加するメリットがあまりありません。RADEON HD 7850(定格)とGeforce GTX 750 Ti(定格)の消費電力差(負荷時)はおよそ30〜40W程度ある事から、シムズ4をフルHD/画質ウルトラ設定でプレイしても50W程度の消費電力に収まるかもしれません。

 余談ですが、Sempron 3850単体でもシムズ4は何とかプレイ可能です。フルHD(1920x1080)解像度なら、グラフィックオプションを標準か高品質にすれば20fpsを切る事は無くなります。ウルトラにしてノートPCモードのオプションにチェックを入れた状態なら、10〜20fpsの少しカクカクした動作となります。シムズ3ではクロックの低さからシムの人数制限に引っ掛かり、街から人通りが途絶えて閑散としてしまうので、解像度やグラフィックオプションを落とせば動くけど満足なゲームプレイとは程遠いです。仮にAthlon 5370に換装したとしても、最大2.2Ghzなのでシムズ3における状況は変わらないでしょう(※クロック上昇分だけfpsが向上すると推測されますが)。

 理想は2.5GhzのCarrizoがAM1プラットフォームに“降りてくる”事を期待していたのですが、オンボード実装を含めてこうした噂は一切無く、在庫整理目的でOEMパートナーに大量供給されるような事でも無い限り、自作市場に出回る事は無いでしょう。ノートPC用のマザーボードをMini-ITXにするだけでいいと思うのですが…Carrizoというか「Excavator」コアの組み込み向けSoCとチップセットなら出荷されていますが産業・工業用の歪な仕様なので、自作向けだったらビジネスノートPC用の「AMD PRO Aシリーズ」が転用し易いかも。というか、4コアTB時最大3.4Ghzで8CU(512SP) 800MhzのGCN1.2世代RADEONグラフィック(RADEON HD 7750相当のスペックをDX12世代にアップグレードしたもの)内蔵って、今回のアップグレード目的として丁度いいスペックなんですが…欲しい。

というわけでAthlon 5370を注文した



 まだ届いて無いので詳細は後ほどこちらのエントリーに追記しますが、メインマシンの更新費用の事もありますし、夏の間しか使わないサブマシンにあまりお金をかけるのも…さりとて、今更Athlon 5350にしたところでネタとしては些か賞味期限切れなところもあり、クロック上昇でどれだけ満足出来るかだけでも確かめたくなったので、先にAthlon 5370のみ注文しました。Geforce GTX 750 Tiはオークションか中古PCショップで入手する予定です。

Athlon 5370ネット通販一覧(2016年5月12日現在、税込み5,940円)
PC ONES(総額9千円以上購入で送料無料/ポイント1%)TSUKUMO(総額3千円以上購入で送料無料)
ark(代引きまたはクレジット決済で平日17時半までの注文で当日出荷/発送はヤマト504円〜/SanMaxメモリとの同時注文で送料無料)
ソフマップ(通常16時間以内に出荷・東京23区内なら0時〜8時までの注文で即日出荷対応/3千円以上購入で送料無料)
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パソコン工房(クレジットカード・代引き決済の14時までの注文で即日出荷/送料無料)
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ドスパラ(24時間以内に出荷/送料無料)


届いたので早速組み付けてみた



 注文した翌々日の夕方届いて家族が受け取っていたので、夕食後、既にCPUを取り外していたサブマシンにサクッと…取り付けられれば良かったのですが、相変わらずプッシュピンが固すぎて取り付けに少々手間取ってしまいました。今回は指を切らないよう軍手装着で挑んだので、怪我だけは回避できましたが。AM1用CPUクーラーの取り付け方法が分からない方は、↓の動画が参考になるかも(実際はもっと固いので苦労する)。



 今回はCPUだけの交換ですが、初回起動時にはF1キーでBIOSの再設定が必要となります。BIOSを確認すると、CPU倍率は21倍(MSI AM1I/AMI BIOS v10.2)までしかありませんでしたが、AUTO設定で22倍の2.2Ghzで動作しています。温度はBIOS読みで19度(システム30度)と表示されていましたが、どこまで信用していい数値なのか分かりません。ちなみにその時の室温は22度でした。同梱のCPUクーラーは製造年月と思しき数値は異なりましたが、Sempron 3850のものと同じもののようで、耳をそばだてないと音が聞こえません。それとWindows 10(※Insider Preview版)の再インストールと再認証は求められませんでしたが、初回起動時はグラフィックドライバが当たってない状態でした。

画像


 気になるアップグレード効果ですが、Google Octaneでは9278と予想以上の結果に大満足。勿論、ブログの編集だってメインマシンと遜色ない快適さです。当たり前と言えばそれまでなんですが、非力なSempron 3850だとちょっと引っ掛かりを覚えていたので、これだけでも追加投資した甲斐があったというものです。一般的なPC作業では、これより150Mhz程動作クロックの遅いAthlon 5350でもおそらく満足できるかと思います。

 消費電力はアイドル時18〜19W(※一昨年のレビュー記事よりアイドル時の消費電力が下がっているのは電源をANTEC EARTHWATTS 550 PLATINUMに変更したお陰かと思います)、シムズ4プレイ時で最大39〜40Wと、概ねSempron 3850と変わらないか2〜3W増しといった感じです。シムズ4に限って言えば、フルHDのウルトラ設定からノートPCオプションを入れる事で何とか我慢せずに遊べるレベルですが、ウルトラ設定で非圧縮のシムのテクスチャのオプションを入れると結構カクカクして苦しいです。

当初の目的ではGeforce GTX 750 Tiを載せる予定でしたが…



 思っていた以上にシムズ4が動作したので、室温が上昇しない夏場の省電力マシンというコンセプトを脱ぎ捨ててまでゲームマシンに仕立てるのが勿体なく感じてきたというのもあるのですが、オークションで競り落とす予定だったGeforce GTX 750 Tiがこちらが想定していた価格より吊り上がっていた(玄人志向の新品と変わらない価格)為、入札する前に撤退し、代わりにメインマシン更新用にウォッチリストに入れていたCore i7-6700に入札したら市場価格より3千円程安値で競り落とす事が出来てしまいました。

 おそらく3DゲームにおけるパフォーマンスはSkylakeのIntel HD Graphics 530の方が上だろうという予想もあり、比較的消費電力の少ないH170チップセットのマザーボードを入手してきて、「どちらが夏用省電力マシンに相応しいか」対決させてみたくなりました。ただ、ちょっと今金欠気味でいっぺんにパーツを入手するのが難しい為、不要になったSempron 3850とメインマシンのパーツを下取りに出して、マザーボードとDDR4メモリ、M.2 SSD(予算次第ではSATA接続のSSDになるかも)を入手してからになりますが、準備が整い次第レビューしたいと思います。あ、もしGeforce GTX 750 Tiも8千円以下で入手出来たらこちらの欄に追記します。

追記:Core i7 6700内蔵Intel HD Graphics 530と比較してみた

 シムズ4では体感でも分かるぐらいAthlon 5370内蔵のRADEON R3 Graphicsの方が速かったですが、それ以外の3DベンチマークではIntel HD Graphics 530の方が優っています。特にCPUの性能が物を言う、PSO2やDQXでは体感でもIntel HD Graphics 530の方が速いと感じました。この傾向はGCN(というより、ローレベルAPIであるMantle/Vulkan/DirectX 12)対応のゲームならばRADEON R3の方が速くなり、それ以外(DirectX 9または11/OpenGL)ではIntel HD Graphics 530の方が速くなるという理解でいいと思います。

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