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zoom RSS 【PCパーツ】2013年型プチ省電力マシン構築を目指してみた

<<   作成日時 : 2013/09/28 16:45   >>

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 来年からいよいよ消費税がアップしそうな事に加え、8月下旬に一瞬だけ円高に振れた頃合いを見計らって、かねてから計画していた(頓挫したり)CPUとマザーボードの刷新に踏み切りました。

 当初狙いを付けたのはインテルの最新CPU「IvyBridge-E」ことCore i7-4820Kだったんですが、アイドル時も負荷時もSandyBridge-EのCore i7-3820と大差無い消費電力だった為、6月に一度見限ったHaswell狙いに変更しました。現在使っているCPUがCore i5-2500K(3.3Ghz/TB最大3.7Ghz)より高性能で、消費電力もそこそこ低いものという事でCore i5-4670にしようかと思いましたが、HT有り無しでのパフォーマンス差とTBで最大3.9Ghzまで回せるCore i7-4770を単なる「技術的興味」からGetしてました。

 K付きでないCPUを選んだ理由はただ一つ、冷却しにくいからOCは無理だろうと踏んだから。元々Core i5-2500Kでもベンチを取ったりレビューを書く際に一時的にクロック倍率を変更していましたが、普段は定格運用か倍率を落として使っていてパワー不足を感じた事が無かったから。もちろんクロックと共に処理能力も向上する場面もありましたが、電気代とトレードオフにしてまでOC常用するのはどうなんだろう、というエコ志向の方が強かったせいもあります。それにTBの範囲内でならクロックアップ可能と聞いていたから。

 M/Bはなるべく要らないオンボードデバイスが載ってないもので、「1.Intelの新型NIC搭載」「2.なるべく高音質なオンボサウンド」「3.出来れば消費電力が少ない」「4.予算2万円以内」のものを選ぶつもりでした。「つもり」と言うのも、参考にさせて頂いたサイトhardware.infoさんの「37 Haswell motherboard group test: 28x Z87, 6x H87 and 3x B85」という比較レビューで、先述した条件に合致するM/Bの中から「 ASRock Z87 Extreme6 」か「 MSI Z87-G45 GAMINGicon 」にしようと考えてました。後者のM/BはIntel製NICではないですが、Killer E2205搭載でネットワーク接続性能がIntel NICに匹敵するぐらいパフォーマンス(PING値)が良い事と、Extreme6と比較して3〜4千円程割安なのが魅力でした。しかし実際に購入したのは「Z87M Extreme4」。仕様表を比較して、ほぼ同じ部品を使っているから消費電力も同じか少ないだろうと誤解しての購入でした。詳細は後で触れるとして、これは完全に選択ミスでした。

 普通に組み上げ、OSの再インストール&ドライバーのインストールも済ませ、各種ベンチと消費電力を計測するも、どうも思ったような結果が得られない。ベンチの方は多少スコアが上昇するものの、ものによっては安定しなかったりCPUの発熱が凄すぎて途中でストップをかけなければなりませんでした。最大の問題はアイドル時の消費電力が最小43Wで、想定していたより10W程高いものだったこと。後から気がついたのですが、Z87M Extreme4はZ87 Extreme6で使用されているデュアルスタックMOS FETが使われておらず、これが主に消費電力を引き上げている要因となっている(※同様にデュアルスタックMOS FETが使われていない他のAsRock製M/Bも消費電力高め)ようです。

 普通ならば自身の選択ミスを受け入れそのまま使い続ける所ですが、どうやってもアイドル時の消費電力が下がる事は無かった為、購入3週間目にして早くもZ87M Extreme4を手放し、第二候補だったZ87-G45 GAMINGを注文しました。下記写真は、最初に購入したCPUとM/B、フロント出力されている専用ヘッドフォンアンプを活かす為に購入した3.5ベイマルチファンコン。
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プレミアムゴールドコンデンサと謳われる、金色のニチコンLFシリーズ(低ESR/105度/2000時間/16V/100μF)
オーディオ用では無いが、おそらく6本全てがフロントオーディオ出力用


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インテルの新型NIC、I217V


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メモリとCPUを取り付けた図。干渉はしないものの、CPU周りのクリアランスはあまり無い


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電源回路上部ヒートシンクとリテンションアームの隙間は目視で3〜5mm程度


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DIMMスロットのラッチが開いた状態ではグラフィックボードと干渉する
グラフィックボード取り外し時には一番左端のラッチを誤って押してしまう危険性あり



追記:

 今週の月曜日に届いて組み上げましたが、結論から先に言うと予想していたよりアイドル時の消費電力は高かったです。とは言え、最小36WでグラフィックボードやBDドライブなど接続している割には低い方ではないでしょうか。少なくても同構成のZ87M Extreme4よりは7W省電力でした。

 MSIはサウスブリッジのリビジョンを特にアナウンスしていませんでしたが、私が購入した製品は対策済みのC2ステッピングのようです。ボードにもUEFIにも情報が記載されていませんが、CPU-Z(1.66.1)ではC2の文字がしっかり載っていました。ただし電圧設定を詰める(※Prime95を7時間かけてノーエラーの設定)と時々USBを見失ったりして、C1ステッピング(Z87M Extreme4のそれ)より安定したようには思えません。全部AUTO設定ならそこそこ省電力だし、USB周りにも問題が無いように感じます。

 現在、程よいさじ加減の省電力設定を探っている最中です。各種電圧は全てマイナス方向(もちろんプラスも)へのオフセット可能で、弄り甲斐があります。ただしOS上(Command Center)からはプラス方向(若しくは電圧固定)にしか調整出来ないので、いちいち再起動してUEFI上で再調整しなくてはならないのが面倒です。

 それとオンボードLANのKiller E2205(というより付属ソフトの「Qualcomm Atheros Killer Network Manager」)は少々癖があり、そのままではインターネットに接続出来ないトラブルに見舞われる可能性がとても高いです。まずファイアーウォール(セキュリティソフトなりウィンドウズ ファイアーウォールなり)で件のソフトを許可する必要があり、更にルーターのPING応答機能を有効にしておかないとなりません。Atermシリーズなら、接続先設定の高度な設定に「PING応答機能」というのがあるので、そこの「使用する」にチェックを入れる事で機能します。その上で件のソフトを起動し、「ネットワーク」にある「テスト」というボタンを押す事でインターネットプロバイダ速度が自動計測され、その値を元にして通信が正常に行われるようです。もしそれでもネットワークに接続出来ない場合は、デバイスマネージャーを開いてネットワークアダプタからドライバを手動インストール(※ドライバ単独でのインストールは不可。ソフトウェアのインストーラーに同梱されている)するといいでしょう。

 上位版のZ87-GD65 GAMINGとのスペック表に現れない主な違いは、G45の方はPWMコントローラーが従来同様アナログだという点とメモリ周りの電源回路(G45はSFCでなく普通のフェライトコアチョーク)、M-Connectorの有無。ミリタリークラス4から採用されたDark Capの素性は不明ですが、ハイエンドのM-Powerシリーズや海外のレビューに用いられたものは日ケミのPSEやPSFを使っている(ブラックニッケルメッキが施されただけ?)模様。ここからは推測ですが、大々的に耐久性が増したとアピールする割には従来モデルと同様のコンデンサだと判明すると困るから、スリーブを黒く塗りつぶして型番を分かりにくくしたのかもしれません。ただAsRockのプレミアムゴールドコンデンサも似たようなものなので、例えそうだとしてもどっちもどっち(※どっちも日本メーカー製だから悪くは無い)と言わざるを得ません。

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オーディオ周り。左上にある小さなチップがOPA1652(Ti製OPAMP)。コンデンサの出自は不明


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ヒートシンクのデザイン上、リテンションアームとのクリアランスは充分ある


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CPUクーラーとメモリスロットの間隔も少し空いている


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全てのデバイスをインストールした図。裏配線出来ないケース故、ケーブルが込み入っているように見える


■システム構成■

※PLEXTORやCrusialのSSDを使用している方へ。マザーボード付属のIntel Rapid Storage Technology driverをインストールするとBSoDやデータ化けなどの不具合が発生するようです。必ず最新版(12.8.0.1016以降)かOS標準ドライバーをインストールしてください。

■ベンチ結果と消費電力■

【アイドル時】(EIST/C1E/C6及びC7 ENABLE)
Core i5-2500K(定格/TB)+Z68A-GD55+R7850 OC : 50W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87M Extreme4(Offset -0.14V)+R7850 OC : 43W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87-G45 GAMING(VCCIN 1.725V/Offset -0.06V/DIMM x2)+R7850 OC : 36W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87-G45 GAMING(DIMM x4)+R7850 OC : 38W

 アイドル時の最小値は言わずもがな、Core i7-4770とZ87-G45 GAMINGの組み合わせでした。電圧AUTOのままでも上記構成では37W(※メモリ4枚実装で38W)なので、初心者の方でもCPUポン付けで気軽にプチ省電力マシンが組み上げられるでしょう。ただし選択する電源次第ではHaswellでサポートされるC7ステート(Z87-G45 GAMINGではC7sというステートもある)に降りてくれないので、変換効率の高い80PLUS PLATINUMは勿論の事、Haswell対応電源を用意するのがいいでしょう。

【YouTube視聴】
Core i5-2500K(定格/TB)+Z68A-GD55+R7850 OC : 62〜65W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87-G45 GAMING(VCCIN 1.725V/Offset -0.06V/DIMM x2)+R7850 OC : 60〜63W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87-G45 GAMING(iMODE/DIMM x4)+R7850 OC : 40〜43W

【DiXiM Digital TV視聴】
Core i5-2500K(定格/TB)+Z68A-GD55+R7850 OC : 約90W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87M Extreme4(Offset -0.14V)+R7850 OC : 約88W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87-G45 GAMING(VCCIN 1.725V/Offset -0.06V/DIMM x2)+R7850 OC : 約75W
Core i7-4770(定格/HT/TB)+Z87-G45 GAMING(iMODE/DIMM x4)+R7850 OC : 約44W

 動画の視聴ではハードウェア支援が働くのか思ったほど省電力にはなりませんでしたが、iMODEで起動しVIRTU MVPでDiXiM Digital TVを内蔵GPUに指定する事でほぼアイドル時と変わらない消費電力で動画視聴が可能でした。旧環境との差はおよそ50W弱もあるので、個人的にはこれだけの為にCPUとM/Bを換装した甲斐があったと思いました。なおAsRockのマザーボードにはVIRTU MVPがバンドルされていない為、有償版を購入するしか省電力運用の道は無いと言えるでしょう。

【3DMark 11】
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 3DMark11ではCore i7-4770とZ87-G45 GAMINGの組み合わせが最も消費電力を抑える事が出来ました。最高スコアはVirtu MVP 2.0でiMODE(HyperFormance有効)時におけるIntel HD GRAPHICS 4600とのマルチGPU構成で反則級の値が出てますが、単体GPUではMulti Core Enhancementで最大3.9Ghzまでクロックが上昇したZ87M Extreme4が100Mhz分のアドバンテージを活かして僅差ながら最高値を出しました。一応Z87-G45 GAMINGでもUEFI上で4コア3.9Ghzに設定は出来るのですが、電圧AUTOのままではWindowsが起動せず、テストに至りませんでした。HTオフの状態でもTBクロック差300Mhz分のアドバンテージを活かして、Graphics Scoreを除くほぼ全てのスコアでCore i7-4770の方がCore i5-2500Kを上回っています。

【3DMark(2013)】
《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(製品デフォルトクロック)》
ICE STORM : 115460(GS:222653/PS:43002)
CLOUD GATE : 13293(GS:33031/PS:4300)
FIRE STRIKE : 4227(GS:4750/PS:6095/CS:1851)
消費電力 : 180〜190W(※記憶によるもの。正確な記録無し)

《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/メモリクロック600Mhz/VDDC 970mV)》
ICE STORM : 118506(GS:215247/PS:46057)
CLOUD GATE : 12913(GS:30762/PS:4261)
FIRE STRIKE : 3924(GS:4539/PS:5961/CS:1736)
消費電力 : 143W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.1V)/Z87M Extreme4/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/VDDC 970mV)》
ICE STORM : 125630(GS:220084/PS:50210)
CLOUD GATE : 17507(GS:27400/PS:7734)
FIRE STRIKE : 4019(GS:4262/PS:10624/CS:1704)
消費電力 : 149W

《Core i7-4770(Offset -0.1V)/Z87M Extreme4/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/VDDC 970mV)》
ICE STORM : 146656(GS:266342/PS:57003)
CLOUD GATE : 14113(GS:30755/PS:4877)
FIRE STRIKE : 4033(GS:4438/PS:6923/CS:1746)
消費電力 : 140W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
ICE STORM : 144138(GS:283445/PS:52995)
CLOUD GATE : 19233(GS:33478/PS:7727)
FIRE STRIKE : 4458(GS:4794/PS:10599/CS:1863)
消費電力 : 155W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/VDDC 970mV)》
ICE STORM : 1374495(GS:271549/PS:50405)
CLOUD GATE : 18716(GS:31346/PS:7766)
FIRE STRIKE : 4175(GS:4462/PS:10626/CS:1746)
消費電力 : 139W

《Core i7-4770(VCCIN 1.725V/Offset -0.07V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/VDDC 970mV)》
ICE STORM : 140176(GS:269333/PS:52336)
CLOUD GATE : 14456(GS:31395/PS:5005)
FIRE STRIKE : 4048(GS:4463/PS:6896/CS:1748)
消費電力 : 131W

《Core i7-4770(HT/TB/VCCIN 1.725V/Offset -0.07V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMode H/VDDC 1100mV)》
ICE STORM : 120665(GS:200966/PS:50309)
CLOUD GATE : 24287(GS:65856/PS:7568)
FIRE STRIKE : 4351(GS:4656/PS:10384/CS:1842)
消費電力 : 153W

 テスト環境がバラバラなのでスコアは参考程度ですが、なるべく近い条件での消費電力を赤字と青字でピックアップしてます。ここでもZ87-G45 GAMINGが最も低い消費電力となりました。一見するとZ87M Extreme4も1Wしか違わない消費電力に見えますが、こちらはHTとTBを切った条件での計測値で、同条件下では149WとZ87-G45 GAMINGのそれより10Wも高くなっています。Core i5-2500Kとの比較では、スコアを上げつつ消費電力が同程度かそれより4〜5W程低くなっているのと、VIRTU MVP 2.0を用いてもスコアは変わらない(※CLOUD GATEだけアップしたものの描画が乱れていた)為、最新3Dゲームでのパフォーマンスアップや最大消費電力削減を目的とした買い換えは微妙かもしれません。

【FinalFantasy XIV オフィシャルベンチマーク(ver1.0.0/1920x1080/ミコッテ女/ウィンドウモード)】
《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/Vddc 1100mV)》
4735/165W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.14V)/Z87M Extreme4/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
4911/170W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.05V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
4922/161W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D/H)/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
4809/162W

《Core i7-4770(VCCIN 1.725V/Offset -0.07V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/VDDC 970mV)》
4393/131W

 初代のFF14ベンチ。既に新サービスに移行しているので今更感を拭えませんが、旧環境との比較として計測しました。ここでもCore i7-4770とZ87-G45 GAMINGの組み合わせで最も消費電力が低かったのですが、興味深かったのはVIRTU MVPによるマルチグラフィックが全く効いていなかった事です。スコア上ではiMODEで起動している事によるオーバーヘッドが生じて2%程下がっていますが、消費電力は測定誤差程度である為、おそらく内蔵GPUの方は有効に作動しなかったのでしょう。後述しますが、最新版のベンチマークキャラクター編ではマルチGPUによるスコアアップが認められるので、FF14とVIRTUの相性というより、単にマルチGPUに対応しているか否かでスコアに変化が生じるようです。

【The Last Remnant ベンチマーク(1920x1080/フルスクリーン)】
《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/Vddc 1100mV)》
135.21fps/167W

《Core i7-4770(VCCIN 1.725V/Offset -0.07V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D/H)/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
136.07fps/166W

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D)/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
131.96fps/171W

 こちらも今更感プンプンのベンチですが、旧環境とそれ以前の環境(Core i5-2500K/RADEON HD 5770)でもやたらと負荷が掛かるのか消費電力が高いので今もベンチマーク(性能指標)として使っています。ただ結果を見れば明らかで、CPUもGPUも性能が頭打ちになっているのか、スコアも消費電力もほとんど横並びでした。ちなみにVIRTU MVPによるマルチGPUでは描画が乱れる上、ベンチそのものも完走しませんでした。UNREAL ENGINE3を用いた古めのゲームタイトルだと買い換える価値は無いのかもしれません。

【FinalFantasy XIV : 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編(ver1.0.0.2/1920x1080/最高品質)】
《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/Vddc 1100mV)》
5356

《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック8600Mhz/Vddc 970mV)》
5127

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
5666

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D)/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
5442/135W

《Core i7-4770(VCCIN 1.725V/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック860Mhz/VDDC 970mV)》
5427/119W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D/H)/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
8434/136W

 新生FF14ベンチのワールド編では旧環境の消費電力を計測し忘れていたので参考程度ですが、面白いのは新環境でのスコアです。iMODEのRADEON HD 7850とIntel HD GRAPHICS 4600とのマルチGPUで消費電力ほぼ同等ながらスコアを60%近くアップさせています。この時描画の乱れもなく、最も協調性が良かった結果と言えます。ただしベンチスコアが跳ね上がるのはほとんど背景ばかりの最初の場面のみで、キャラクターが駆けずり回るシーンでは大差無いように感じられました。この傾向は後述するキャラクター編にも受け継がれており、実際のゲームではあまり活用される場面が少ないかもしれません。

【FinalFantasy XIV : 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(ver1.0.0.0/1920x1080/フルスクリーン/最高品質)】
《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D)クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
7241/157W

《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.06V)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE(D/H)/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
15266/166W

 ワールド編よりマルチGPUでのスコア上昇が大きく110%もアップしたものの、消費電力も9W増えています。最初のシーンだけで9000オーバーに達してしまう「背景番長」な傾向は同じですが、より最適化が進んだとみてよいでしょう。実際のゲームではキャラクターが入り乱れての戦闘になると思うので、VIRTU MVPに過剰な期待を寄せるのは禁物だと思われます。

【LostPlanet2(DX11/1920x1080/MSAA8X/MBオン) TEST A】
《Core i7-4770(HT/TB/Offset -0.14V)/Z87M Extreme4/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
Rank B/49.7 fps(Scene1: 47.3 fps/Scene2: 46.6 fps/Scene3: 57.3 fps)/151W

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
Rank B/47.9 fps(Scene1: 45.6 fps/Scene2: 44.8 fps/Scene3: 55.2 fps)/138W

《Core i7-4770(HTオフ/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
Rank B/45.9 fps(Scene1: 47.0 fps/Scene2: 43.4 fps/Scene3: 49.6 fps)/141W

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE[D/H]/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
Rank A/91.0 fps(Scene1: 79.3 fps/Scene2: 49.8 fps/Scene3: 147.4 fps)/149W

 Core i5-2500Kでのベンチを計測し忘れたので参考程度に載せておきますが、ここでもZ87-G45 GAMINGの消費電力がおよそ10W程低かったです。注目すべきはVIRTU MVPによるマルチGPUのfpsが大きく改善している点です。新生FF14では背景描画だけに特化したスコアアップでしたが、このベンチでは体感でもフレームレートが向上しているのが分かる程です。モーションブラーなど高負荷なエフェクトも問題なしです。ただしごく希に一部のテクスチャが乱れる場面も確認出来たので、ミドルレンジ以下のGPUと内蔵GPUを組み合わせてハイエンドGPU並にフレームレートを改善したいと考えている方以外にはお薦めできません。

【Dirt ShowDown(1920x1080/16f8x EQAA/Ultraプリセット)】
《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/Vddc 1000mV)》
46.51 fps(min 32.65 fps)/138W

《Core i7-4770(HTオフ/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
47.06 fps(min 36.21fps)/148W

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
47.96 fps(min 36.55 fps)/148W

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE D/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
45.36 fps(min 35.38 fps)/148W

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(iMODE D H/クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
51.43 fps(min 35.23fps)/150W

 ここからは実ゲームのベンチマークを掲載しておきます。これまで旧環境より着実にパフォーマンスアップ(若しくは消費電力減)してきたのですが、このベンチに限って言えばあまり代わり映えしないパフォーマンスに消費電力も微増となっています。ただし注意しておきたいのが、旧環境ではグラフィックボードの電圧を100mV低い設定にしていた事。HTオフにしてVddcを1000mVに揃えて計測した所、138Wとなり旧環境と同じ消費電力でした。また測定誤差程度なもののHTオンの方が若干フレームレートが向上するようです。ちなみにVIRTU MVPによる内蔵GPUとのマルチ環境では、最高フレームレートこそ微増するものの平均では逆に微減し、消費電力は微増という微妙な結果になりました。

【Crysis 2 Benchmark tool(1920x1080/Ultra/DX11/4x AA/Edge Blur/Hi-res Tex)】
《Core i5-2500K(定格/TB)/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz)》
Times Square : Ave 46.4 fps/Min 10.4 fps

《Core i7-4770(HT/TB)/Z87-G45 GAMING/R7850 Twin Frozr IV PE OC(クロック950Mhz/VDDC 1100mV)》
Times Square : Ave 49.2 fps/Min 13.3 fps/166W

 旧環境下での消費電力を計測し忘れていたので参考程度に。手持ちのゲームの中で一番重たいCrysis 2 Maximum EditionからAdren Alineさんが配布しているベンチマークツールで計測。Core i7-4770の方が僅かながらfpsが向上しているのが分かります。実際にUltraプリセットのHi-resテクスチャでプレイに耐えうるかというと、場面によっては多少引っかかる為、ExtremeプリセットかVery Highぐらいが快適にプレイ出来るレベルでした。

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