飼い主ひみつ日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 【PC周辺機器】変わり種外付けHDDケースレビュー(GW3.5PSP-U3/LHR-DS04EU)

<<   作成日時 : 2011/07/26 21:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 前回のエントリーから遅れに遅れてしまった外付けHDDケースのレビューをお届けしたいと思います。今回ご紹介するのは玄人志向のGW3.5PSP-U3(http://www.kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1591)とロジテックのLHR-DS04EU2(http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLHR-DS04EU2/)です。

■GW3.5PSP-U3■

 このケースのスペックとしては、USB3.0対応、IDE/SATA両対応の3.5インチHDDケースなんですが、流行のクレードルタイプでもないし、簡単組み立てでもない、ごく普通のファンレスHDDケースです。それでも選んだ理由は、他のUSB3.0対応品に比べ一番安かった事、IDEに対応していた事です。

 そもそもの入手経緯として、セカンドマシンを再構築する際、それまで取り付けていたIDEのHDDが余る為、これを何とか活かしたいと考え、店内を隈無く探して行き着いた製品がこれだったというワケです。他に見つけた候補の中にはプラス千円〜1,500円程度でクレードルタイプやeSATA対応の製品もありましたが、いずれもUSB3.0には対応していませんでした。

 USB3.0対応ケースに古いHDD繋げても意味がないと思われるかも知れませんが、USB2.0の転送速度(理論値60MB/s)を超えるスペックを持ったIDE HDDなら充分使い回しが効きます。実際、セカンドマシンに取り付けていた5年前のHDD「HDS721616PLAT80(容量160GB/キャッシュ8MB/回転数7200rpm/160GBプラッタ)」をこの製品に取り付けてCrystalDiskMark3.0.1でベンチを採ったところ、シーケンシャルリード71.19MB/s、シーケンシャルライト63.13MB/sと、USB2.0の理論値を超えてきています。参考までに、3年前のSATA HDD「WD3200AAKS-B3A0(容量320GB/キャッシュ16MB/回転数7200rpm/320GBプラッタ)」での計測値はこちらです。

 実際に組み込んでみた感想ですが、IDE HDDを接続する分には「こんなもんかな」という具合で可もなく不可もなくでしたが、SATA HDDを接続する際には、コネクタの向きと長さ故にかなり無理をして組み込まねばならず、SATAケーブルの特性を考えると精神衛生上あまり宜しくないかもしれません。少なくても何度もHDDを入れ替えたりする用途には向いてないでしょう。

 ケース本体は肉厚のアルミ製。HDD本体と接触しそうなぐらい小さい為、ガワを触るとそれなりに熱を感じます。全く放熱されないよりはましですが、HDDの内部温度は最高で室温プラス20度ぐらいまで高まるので、HDDにとってはあまり良い環境だとは言えないでしょう。ちなみにアイドル時のHDD温度はSMART読みで40度〜45度(室温30度)程度でした。

 内部の写真はこんな感じです。コンデンサは防爆弁がY字型だったからまさかの日ケミかと思いきや、スリーブが黒色で型番らしきものがGLという製品は見あたらず、おそらく価格相応の中国製三流メーカーものと思われます。従ってコンデンサの耐久性に関しては期待できないでしょう。ブリッジチップはお馴染みのJMicron製JMS539。巷で言われている、ルネサス(旧NEC)製USB3.0コントローラ720200との相性問題ですが、当環境(H67MA-E35)搭載の720200AFでは問題無い(※長時間に渡ってSATA HDDを使い込んでないからかもしれませんが…)ようです。とは言え、相性問題が心配(若しくは神経質)な方は手を出さない方が無難かもしれません。

 一つだけ残念だったのはACアダプタの形状です。幅3.5cm、長さ7cmほどの大きさなんですが、ブレードの取り付け方向が通常の横(II)ではなく縦(=)になっている為、実質アダプタの縦横サイズが逆になると考えて下さい。一般的なOAタップだとブレード(II)に対して横方向にコンセントを並べてある為、そのタイプだと一番端っこに接続するか、両隣のコンセントを犠牲にして接続しなければなりません。ブレード(II)に対して縦に並んだ電源タップなら干渉せずに取り付ける事が出来るでしょう。ちなみに供給電力は12V/2Aと標準的なものとなっているので、他の外付けHDD用ACアダプタを使い回す事も可能です。

 一応この製品、レグザやアクオスに対応していると書かれてありますが、実機を所持していないので試していません。どのみちTV録画用として使う場合には、USB3.0の高速性は発揮できない為、その目的ならこの製品を積極的に選択する理由は無いでしょう。また3TBのHDDにも対応しているようですが、SATA専用ケースで探せば他にもっと安い製品があるでしょう。USB3.0ポートが備わっているPCを持っていて、余っている5年ぐらい前までのIDE HDDをなるべく安価(かつ高パフォーマンス)に使い回したい、という人にはお薦めします。


GW3.5PSP-U3 3.5型 SATA HDDケース
玄人志向

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by GW3.5PSP-U3 3.5型 SATA HDDケース の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




■LHR-DS04EU2■

 メインマシンのシステム&データ用HDDをSSDと2.5インチHDDに刷新したのに伴い、余ったHDDを使い回したくて、手頃な価格のクレードルタイプのHDDリーダー/ライターを探していて見つけた製品です。選択理由は、手軽にHDDを入れ替えられる事と、競合他製品に比べて安かった事です。同様の製品ではMARSHALのMAL-1735B/Sが最安値をつけていますが、私が購入した店舗(ヨドバシ梅田)ではこの製品が最も安かったです。

 私が現在使っているマシンにはUSB3.0ポートが備わっていない為、HDDのパフォーマンスを引き出したい場合にはeSATAポートが備わっている事が求められます。理想を言えばクレードルタイプのものが便利だったんですが、実売5千円程度と気軽に購入するにはまだ少し高く感じられ、クレードルタイプには劣るものの比較的出し入れが容易なこの製品なら、と手を出した次第です。

 結論から言えばこの製品は期待はずれでした。最も残念だったのは、筐体がプラスチック製で小型のファンにより冷却しているのですが、それがeSATA接続だと常にフル回転で多少動作音が気になる事でした(※USB接続時はファンコントロールされます)。ACアダプタの幅も3cmほど有り、電源タップによっては隣のコンセントに干渉する事もあるでしょう。これだったら多少高くてもセンチュリーの「CRIS35EU2N」の方がマシだったかもしれません。

 この製品が競合他社製品より優れている点は、アクセス連動機能(スタンバイモード)、及び電源連動機能が備わっている点にあるでしょう。後者は割と採用されている機能ですが、前者はこの価格帯の同様機種ではこの製品が唯一でした。アクセス連動機能とは具体的に言うと、HDDにアクセスが無い時には自動でスタンバイ状態に移行する機能です。私はページングファイル用に10GB分パーティションを切ったHDDをこの製品に装着して使っていますが、普段はほとんど赤ランプ(スタンバイ状態)で時々緑ランプ(電源オン状態)に移行するようです。スタンバイから電源オンに移行する際も特にトラブルもなく(スピンアップするまでに多少タイムラグがあります)、またスタンバイ中はファンの回転も止まる為、エコを気にする人にはうってつけの製品かもしれません。

 ただしスタンバイ時でもPCの電源をオフ時でも待機電力として6W(ワットチェッカー読み)消費するので、本質的に節電にはならないでしょう。ちなみにアイドル時の温度は室温プラス5〜10度程度と、熱容量に余裕のあるPCケース内で運用するのと大差無いようです。つまり1Wでも省電力を気にするなら、PCケース内にSATA接続させた方がトータルで節電になります。

 その他気になったのは、HDDの挿入時に確実に「ガチャン」とロックさせないとHDDが認識しない事がある点です。コネクタの耐久性などに不安が感じられるものの、両手の親指を使ってHDDの端っこを押し込むより、少し勢いを付けてHDDの中心寄りやや左側を押し込む感じの方がロックされやすいみたいです。また、マニュアルにはホットスワップに対応してないと書かれてある(※)為、簡易リムーバブルケースや似て非なるivカセットとして使いたい用途にはあまり向いてないかもしれません。

 時々データ用やバックアップ用HDDを入れ替える人で、手軽に交換可能かつ常設時の埃の心配があまり無く、普段使わないHDDの「とりあえず置き場」として利用する人にはお薦めします。この種の製品でもっと気軽に「ビデオカセット」的に運用させたいなら、ホットスワップに対応しているUSB3.0接続の「LHR-DS04EU3」などを購入した方が賢明かも知れません。

※USBほど気軽なホットスワップでは無いものの、Windowsの「ハードウェアの安全な取り外し」機能を使ってから電源オフ(または節電タップを利用)し、再マウント時にはデバイスマネージャーから「ハードウェア変更のスキャン」をかける事でWindows運用中でもHDDの交換が可能でした(※Windows7標準AHCIドライバにて確認。Intel RSTドライバを入れると「ハードウェアの安全な取り外し」機能が使えませんでした)






Logitec HDDリーダーライター 3.5 USB3.0+SATA ブラック LHR-DS04EU3
ロジテック
2011-05-10

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Logitec HDDリーダーライター 3.5 USB3.0+SATA ブラック LHR-DS04EU3 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル





センチュリー 裸族の新築1戸建て USB2.0 eSATAプラス CRIS35EU2N
センチュリー
2011-07-05

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by センチュリー 裸族の新築1戸建て USB2.0 eSATAプラス CRIS35EU2N の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




■オマケ:外付けHDDの賢い節電術■

 あまり知られていない事ですが、電源連動機能が備わった外付けHDDは待機電力として数W程度(ワットチェッカーで計ったところ、我が家の外付けHDDは概ね5〜6W消費していた)電力を使用しています。24時間フル稼働させているようなサーバーや常時スタンバイ状態の録画機として利用しているマシンを除き、一般的な使い方をしているような場合、HDDを使っていない時はこまめに電源オフにしておく方がトータルの電力使用量を抑えられます。

 Windows7のAHCIモード(※OS標準AHCIドライバ)では、タスクバーの通知領域にある「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンから任意のHDD(SATA若しくはeSATA、USB接続に限る)を簡単・確実に取り外す事が出来ます。この機能と個別スイッチ付きの電源タップを上手に組み合わせる事により、待機電力をほぼゼロにする事が可能となっています。

 具体的な手順は下記の通り。これで外付けHDDの電源ボタンを操作するより確実に待機電力を減らせます。

1.通知領域にある「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンをクリック

2.電源を落としたいHDD(型番とドライブが表示されている)の取り出しをクリック

3.通知領域に安全に取り外す事が出来ますと表示されたら、電源タップの外付けHDDに割り当てられた個別スイッチを切る

4.再び使いたい時には電源タップの個別スイッチを入れる(※自動でマウントされない場合にはデバイスマネージャーからハードウェア変更のスキャンをかける)


個別スイッチ付き節電タップ。今回ご紹介した外付けHDDのACアダプタ電源管理用に重宝しています。Made in JAPAN

 [PR]

テーマ

関連テーマ 一覧

メッセージ

サイト内検索



月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【PC周辺機器】変わり種外付けHDDケースレビュー(GW3.5PSP-U3/LHR-DS04EU) 飼い主ひみつ日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる