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zoom RSS 【PCゲーム】PC版FIFA 11レビュー

<<   作成日時 : 2010/10/18 22:24   >>

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 9月28日に発売されたサッカーゲームの最新作、『FIFA 11』PC版を2週間あまりプレイした感想など、思いつくままにお届けしたいと思います。なお、このページに記載してある情報は全てPC版のシングルプレイでの話であり、オンラインモードやPS3版、XBOX360版については記載していない事を初めにお断りしておきます。

 私が購入したのはasia-pacific版で、基本的にEU版を元に作られているようなんですが、デフォルト言語がスペイン語に設定されており、毎回ゲームスタート時にこれを英語に切り替えないとならない煩わしさがあります。勿論、スペイン語が分かる人には問題無いんでしょうけど、オープニングスキップの設定ファイル(rna.ini)を設置すると有無を言わさずスペイン語でのプレーになってしまいます。ちなみにスペイン語、英語の他にはポルトガル語が選択出来るようになっています。

 まずゲームをスタートさせるとランチャーが起動し、ここで解像度やレンダリングのクオリティ、アンチエイリアスなどのゲームパフォーマンスに関する設定、ゲームコントローラーなどを変更出来ます。これらの設定はゲーム内では変更出来なくなっているため、何度か試しに遊んだ後、自分のマシンに適した設定で遊ぶのが良いでしょう。尤も、このゲームの要求するマシンスペックはさほど高くないため、3Dゲームが遊べるPCなら最高画質にしても平均40〜55fpsは出せるでしょう。ちなみに私のPC(Core 2 Duo E8500/RADEON HD 5770/Memory 4GB/Windows 7 x86)でほぼ60fpsでした。

 しかし推奨環境を満たしていてもこのゲームにおいては頻繁にラグが発生するようで、公式サイトのフォーラムでもラグ問題に対する不満が噴出しています。酷い場合には、ディスプレイドライバが応答しなくなってFIFA 11が強制終了してしまいます。このラグを解消するには無観客MODとも言うべき、ユーザーお手製ユーティリティが有効なようで、何人かのMOD作者さんが公開されています。私は無観客なスタジアムが不気味に思えたので導入していませんが、MODを導入される方は何が起きても全て自己責任で対処願います(※当方ではMOD導入方法やトラブルに関する質問等お答え出来ません)。
※追記:Windowsのデータ実行防止機能(DEP)でfifa.exeを除外するとラグも強制終了も無くなりました
※詳しくは公式サイトフォーラムのgargamoschさんのコメントで解説されています。Windows Vistaや7ではレジストリを弄らないと除外出来ないかも

・Patch for remove crowds(Soccergaming.com内FIFA 11 Forum
・FIFA 11 PC|Crowd Tweaker(http://www.fifa-infinity.com/

 もう一つマイナーな問題として、オートセーブの解除が出来ない点にあります。例えば、マネージャーモードやBe a Pro Seasonモードで試合をやり直したいと思ったとき、前作までならセーブせずに試合を終了させトップメニューまで戻る事が可能でしたが、今作では試合を終えメニュー画面に移った時点でオートセーブされ、試合をやり直せなくなります。解決方法としてはメニュー画面に戻る前にALT+F4キーでFIFA 11を強制終了させるか、さもなくばこまめにセーブデータをバックアップしておくかしかありません。

 PC版での今作のウリは、Next-Generation Game Playと銘打たれているようにPS3及びXBOX360に「近い」グラフィックと操作性に進化しました。とは言え、やはり最新作と同等というわけにもいかず、どうやら次世代コンソール版の『FIFA 10』をベースにしているようです。例えば次世代版で採用されたBe a ProモードでのGK操作や11vs11のオンラインマルチプレイは実装されて居らず、前作同様5vs5でのオンライン対戦に限定されていたり、グラフィックもFIFA 10とFIFA 11の間を取ったような、抜群に綺麗になったとは言えない作りだったりします。PC版のFIFA 10よりは確実に進化しましたが、果たしてこれをnext generationと呼んでいいものか…。

 何より一番戸惑ったのが、PC版最大の利点であるカスタマイズ性がかなり犠牲になってしまった事です。シングルプレイで自分好みにCPUの強さをカスタマイズ(※要、設定ファイル書き換え)出来たり、好きな選手の能力値を弄ったりして各ユーザーのレベルや嗜好に細かく合わせることが出来たのに、今作では設定ファイルの作りがこれまでとは変わってしまったのと、EDITモードにおけるパラメーターの上乗せが出来ない為、基本的に選手データを弄ることが難しくなったようです。

 一応、難易度調整はゲーム内で出来るようになっていますが、FIFA 10よりAIが進化したせいか、FIFAシリーズ初心者や私のようなぬるゲーマーにとっては確実に難しくなりました。最も簡単なレベルであるAmateurでさえ、CPUが積極的にプレッシングをしてくるし、ロングパスなども簡単にインターセプトされてしまいます。実際の試合に近いと言えますが、慣れない間はなかなか思い通りにいかなくてストレスが溜まってしまうでしょう。逆に言えば、操作やCPUの癖などに慣れ、一山越えた辺りからジワジワと面白さが増してくるスルメのようなゲームだとも言えます。

 ゲームは大別すると3つあり、オフラインで1試合だけ対戦するKICK-OFF(Exhibition、Quick MatchとTPSのBe a Pro Match、それぞれ対人、対CPUのオフライン対戦)、シングルプレイ専用のGame Modes(好きなチームを1つ選んで戦うManager mode、好きな選手を1人選んで戦うBe a Pro Season、既存またはオリジナルのカップ戦を任意のチームを選んで戦うTournament)、Online Modes(インターネットやLANに接続して対人戦を行うモード)があります。Virtual Proはいちからオリジナル選手を作成する機能で、主にBe a Proで使う事を目的とします。

 シングルプレイでの話になりますが、前作にあったSeasonモード(※Be a Pro Seasonで無い方)が廃止され、煩わしいManager modeしかないのが残念な点です。何故Manager modeを煩わしいと感じているかというと、クラブ経営にはほとんど関心がないからです。好きな選手を他所のチームから引き抜いたり、若手をスカウトするという部分は「チームを強くする」という観点からやり甲斐を感じますが、資金をやり繰りしながら所属選手の契約更改交渉(大抵は失敗する)したり、スタッフのレベルを上げたり(ビッククラブでも初期値が10段階の5から始まるのは理不尽)するのに楽しさどころか苦痛しか感じられないのです。

 前作までなら予めセーブしておいて選手の契約更改交渉に応じ、失敗すれば幾らでもやり直しが利きましたが、今作は新しい年俸と契約期間を提示(決定ボタン押下)後、契約締結の成否に関わらず即オートセーブされる為、シーズンが終わるまでに契約切れになる選手の契約更改を済ませるのが難しくなります(契約更改しないとフリーエージェントで他チームに引き抜かれる訂正:契約更改しないままシーズンを終えると、新シーズンが始まる前に自動で新契約に更新される。ここで契約延長しない選択も出来るが、年俸調整は出来ない)。せめてこの辺のマネジメントをしなくてもゲームが進められるとか、或いはスカウトや契約更改の難易度を調整出来るようにして欲しかったです。

 選手の操作に関して言えば及第点で、本当の意味での360度ドリブルが可能となっています。前作でも360度ドリブルは可能でしたが、ボールの持ち替え(ペースチェンジボタン=LTを押しながら左スティックをドリブル方向に対して左右に動かす)が可能となったことで、かなり自由にドリブルを仕掛ける事が簡単に出来るようになりました。勿論、右スティックによる多彩なフェイントも健在です。フェイントのコマンドを覚えていなくても、適当にガチャガチャ動かすだけでもそれっぽくなるので、ゲームスタート時に表示されるアリーナモード(練習場)が病みつきになります。

 選手の操作は向上しましたが、ボールの操作…と言うより、ボールに回転をかけるのが難しくなりました。ドリブルしながらのシュートやパスでは自然と曲がる事が多いのですが、FKやCKで左スティックを解放した状態からキックを放つと、そこからボールに回転を加えることが実質不可能となりました。どうすれば回転を加えることが出来るかと言うと、キック(シュートボタン or ロブパスボタン)と同時に左スティックを曲げたい方向へと傾け、その後微調整しながらスティックをグリグリ動かすと上手く行きます。FKなら壁の利き足側にボール1〜2個分程度視点を動かしてから、LS斜め上(利き足側)方向入力+シュートボタン、CKなら同じく利き足側に視点を動かしてからLS斜め下への同時入力が成功しやすいです。

 その他、収録リーグやチームなどに前作から大きな変更はありませんが、前作ではMini Faceが真っ黒だったロシアプレミアリーグがちゃんと収録されており、勿論、本田や松井、巻もそれぞれの所属チームに在籍しています。その他の日本人選手は、所属するチームが収録されていればメンバーに含まれていますが、例によってJリーグと日本代表は未収録な為、例え世界で名の知れた選手であろうともPC版FIFA 11には登場しません。また、収録されている選手も顔つきが本人とは似ても似つかぬ赤の他人だったりするのは、もはやFIFAの伝統芸と呼べるでしょう。

 総評。PC版FIFA 11はどういった人に薦められるかと言うと、前提条件としてコンソール機を所有していない、または購入する予定が無い人で、過去数年の間に発売された3DのPCゲームを楽しめるマシンを所有している事が挙げられるでしょう。次に欧州リーグや世界各国のリーグ戦を骨の髄まで楽しみたい人。ただしマネージャーモードやBe a Pro Seasonモードにおける日程に欧州カップ戦に当たる試合が組まれていない(※1年目。2年目以降は前年順位によりECCとEFAカップに出場出来る)為、UCLやUELをメインで楽しみたい人は(一部収録されていないチームもあるが)PES 2011を購入するといいでしょう。コンソール機を所有している人は、多少高くても迷わずそちら(FIFAでもPESでも好きな方)を購入する事をお薦めします。


[その他良かった点]

・メニュー画面などで流れるゲーム内のBGM(EA SPORTS TRAX)が、ポーズ中や試合終了後にスタジアム内で流れているかのような演出(リバーブがかかる)がされるようになった
・パターンは少ないものの客がハリボテで無くなった
・主審の「ピッチ上に転がる石」としての存在感(たまにボールが当たったり、それを避けたりする)が増した
・任意のゴールパフォーマンスをコマンド入力で簡単に出せるようになった
・ゴールパフォーマンスに応じて実況アナがコメントを入れてくれるようになった
・ユニホームの質感(体の動きに応じたしわの寄り方や雨で濡れた時など)がリアルになった

[悪かった点]

・Be a Pro Seasonモードでイエローカードの累積数が分かりづらい
・同じく、サブ・リザーブ選手の入れ替えが試合直前のメニュー画面では出来ない
・4-2-3-1のシステムでCFを途中交代させると、試合再開時になぜか左ウィングにポジションを取ってしまう
・メニュー画面に戻る度にいちいちアリーナから再開される
・ゲームスタートまでのレスポンスが遅い。一部、メニュー画面の反応が悪い
・主審のポジショニングが悪い(パスコースを塞がれたり、選手とぶつかったりする)
・日程がおかしい
・FIFA公認ゲームなのにCWCが無い


FIFA 11公式サイト(英語)

■FIFA 11 PC版アップデート1.01■

 マネージャーモードとオンラインモードにおける幾つかのバグフィックスと機能追加、RADEONにおけるリプレイビデオ再生時のラグ解消(新しいドライバがリリースされるまで)、幾つかのチームのユニホームスポンサー(ロゴ)の追加など、となっているようです。RADEONのラグ解消オプションは、ゲームランチャーのGame Settingからオンオフ切り替えが出来るようになりました。

FIFA 11 PC Patch 1.01

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内 容 ニックネーム/日時
スカッとゴルフで遊びはじめて間もないんですが、トイレなど
一時退席を余儀なくされる時ってありますよね。
そこで、ちょっと調べてみましたが、ばっちり代わってくれるらしいです。
その代名詞的な存在がオートマウスで、動きがぎこちなくないから、
運営さんに怪しまれることもないって聞いたんですけどね。
これって本当ですかね。騙されたつもりで試してみるのはいけないでしょうね。
体験のある方からのお一言を待ってますね。
インパクト
2010/10/20 11:41

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