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zoom RSS 【自作PC】GIGABYTE GA-EP35-DS3R&SCYTHE SHURIKEN他プチレビュー

<<   作成日時 : 2008/02/15 23:47   >>

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 先のエントリーでも触れましたが、1月下旬から2月上旬にかけて幾つかのPCパーツを刷新したので本エントリーではそれらパーツのレビューを書きたいと思います。今回ご紹介するのはおそらくここをご覧になった皆さんが気になるであろう順に、GIGABYTEのマザー「GA-EP35-DS3R」、SCYTHEのCPUクーラー「SHURIKEN」、最後は周回遅れな感も否めないGALAXYのグラフィックカード「GF P86GT-GE/256D3/CM」です。

■省電力機能がウリの「GA-EP35-DS3R(rev.2.1)」■

 GIGABYTEから今年に入ってリリースされたP35チップセット採用の新モデル「GA-EP35-DS3R」ですが、既存の「GA-P35-xxxx」シリーズとの違いは同社が「Dynamic Energy Saver」と呼ぶ省電力機能アプリの有無でしょう。同様の機能はASUSのP5EシリーズやP5K-PROなどにも採用されていますが、GIGABYTEの方は最大で70%近くも電力削減が出来ると謳っています。実際に両製品や同程度の機能を有した旧製品をワットチェッカーなどを用いて計測出来ればその違いも分かるんでしょうが、生憎私の所にはそうした機材が揃ってないので、本エントリーでは「Dynamic Energy Saver」を使ってみた感想などに留めたいと思います。

 まずその話に入る前にボードレイアウトから。ざっと見た感じ前モデルと大差無いように思えます。実際に組み込んでみた印象ですが、ATX24ピンコネクタが非常に硬かった(抜けにくかった)事とマザーボードベースに留めるネジの位置が1箇所だけ少しずれていた(もしかしたら手持ちのケースの方がたわんでいたのかも)以外、特に気になった所はありませんでした。MCH(ノースブリッジ)に装着されたヒートシンクが若干大きめなのは仕方ないにせよ、大型のCPUクーラーを装着する際は少々苦労させられるかもしれません。付属品はSATAケーブル(通常型2本、L字型2本)にIDEケーブル、FDDケーブル、eSATAコネクタ(2口+ペリフェラルコネクタ)、eSATA用電源ケーブル&外部ケーブル、I/Oシールドパネル、英語マニュアルと必要最小限の構成。冊子のマニュアルは全て英語ですが、簡易組み立てマニュアルの方は一応日本語表記もありますので、初めて組み立てる方でもそこそこ安心出来るのではないでしょうか。

 BIOSはデフォルト状態で起動させるであろう自作初心者にはメニューが分かり易く安定志向に、OCを楽しむ中・上級者には一通りの設定が出来るようになっています。ただし初回起動時のみUSBキーボードを受け付けない(PS2キーボードを繋いで設定変更の必要有り)ので、安物で構わないからPS2キーボードを用意しておいた方がいいでしょう。もう一つ気になったのは、どうもVdimm(ddr18V)がデフォルトでは0.1V昇圧されて1.9V出ているようです。BIOS上では昇圧設定しか存在せず、NORMAL設定でも1.8V決め打ちが出来ないので、付属アプリのEasyTune5 PROで毎回調整しないとならないようです。※追記:どうもEasyTune5 PROを常駐させていると若干パフォーマンスが悪くなるようです

 さて、肝心の「Dynamic Energy Saver」ですが、どうもCPUを定格クロックで運用させないと起動すらしない作りになっているようで、個人的には使い物にならないアプリやなぁと感じました。確かにその状態にして起動させると省電力が効いているみたいですが、E4400の定格クロック(FSB800Mhz@2.0Ghz)だと通常使用ですらもっさり感が漂ってしまうので、定格でも最初から高クロックなCPUで使う予定でない限り、この機能に過剰な期待を抱くとガッカリさせられます。ちなみにどの程度省電力が働くのか各アプリを動作させて実験してみたところ、おそらく最大負荷であろうORTHOSのBLEND TESTですらE4400では6フェーズ中3フェーズしかVRMを作動させないようでした。この原稿を書いている間の1時間程度作動させてみたところ、トータルで2W強(Dynamic Energy Saverで計測)ほど節電してくれたようです。節電の目安として2.5インチHDD1台程度と書くと結構節約している印象がありますが、やや大きめのLED電球と同じぐらいだと思うと微妙な感じがします。

3/14:追記

 3Dゲームやベンチを動かしているとごくまれにシステム事ハングアップしてしまう事があり、メモリやFSBなどの設定を緩めても発生する事があって、何が原因か分からないまま過ごしていたんですが、偶々IRQの設定を眺めていてInt線の情報にありつけたので、サウンドカード(SoundBlaster Audigy2 Value BLK)をPCIスロット3からIntが独立していたスロット1に差し替えた所ハングアップする現象が収まったような気がします。暫くこれで様子を見てみようかと思います。

3/19:追記

 上記のハングアップする症状、どうやらウチの環境だけでは無い模様。原因はグラフィックカード(若しくはドライバ)のようで、GeForce 9600 GTのOC版で発生しているようです。M/Bとは関係なさそうなので、詳しくはMSI「N9600GT-T2D512J-OC」レビューのエントリーに経緯等を書いています。


■ロープロファイル対応CPUクーラー「SHURIKEN」■

 全高64mmとリテールクーラーより低いのがウリのCPUクーラーですが、私がこのクーラーを選んだ理由はトップフロー型で手頃な大きさ(全長*全幅)だったのと、このサイズと低価格ながらヒートパイプ3本という、いかにも冷えそうなイメージからでした。同社製「SAMURAI Z rev.B」を少し大きめにしてフィンの厚みを抑え、ヒートパイプを1本増やしたような製品と言えば分かり易いでしょうか。ただし付属ファンは風量が控えめなので、私はこれに92mmファン(SCYTHE鎌風の風pwm92、リブ無し)を取り付けて使用しています。

 固定方式はLGA775のプッシュピンタイプなんですが、このプッシュピンがすこぶる取り付けにくい。フィンとプッシュピンの隙間に親指が入るかどうかという極小空間(その他の写真1写真2)しか確保されていない為、ピンを押し込むのに相当な指力と技が必要とされます。M/BのレイアウトによってはCPUクーラーの周りにVRM冷却用のヒートシンクがついているものもあり、横から指を入れるのに一苦労しそう。まあ結構不器用な私でも取り付けられたぐらいですから、それほど神経質に捉える問題ではないのかもしれませんが、アセンブリの際にフィンで指を傷つけたりする可能性が高いため、軍手装着が必須となるやもしれません。

 それよりむしろ問題なのは、このプッシュピンが取り外しにくいという事でしょうか。構造上、ピンの真上にフィンが被さるため、マイナスドライバで回すという方法が採れません。従って横方向から指でキリキリ回さないとならないんですが、固定したときの状況によってはピンがなかなか回ってくれないので往生しました。コスト削減でリテールクーラーと同じプッシュピンを採用しているんでしょうけど、せめて手回しネジのような滑り止めの溝が掘ってあれば有り難かったかも。

 冷却能力ですが、リテールクーラーよりは冷えますが定評のあるクーラーなんかと比べると物足りない性能です。寒い今の時期(室温15度ぐらい?)に計測しているので参考程度にしかなりませんが、私の環境下(Core 2 Duo E4400@2.66Ghz)ではアイドル時37度、低負荷(FIFA 08プレイ)時43度、高負荷(ORTHOS BLEND TEST)時58度となりました。しかも先述したように、ある程度風量のあるファンに換装してこの程度なので、製品付属のファンだともう少し性能が劣るかもしれません。


■OC仕様な間もなく旧世代ミドルレンジGPU「GF P86GT-GE/256D3/CM」■

 当初はRADEON HD 3850の512MB版(HISのIceQ3製品)を購入するつもりだったんですが、日本橋界隈では店頭在庫すら無い状況だったため、今年に入って急激に値を下げてきたGeForce 8600GTの中から、コア600Mhz、メモリ2Ghzまでオーバークロックされたこの製品をチョイスしました。もうあと3〜4千円出せば上位版であるGTSにも手が届いたんですが、ベンチマークスコアを見る限りでは価格差ほど性能差は無いようなので、この製品を購入したという次第です。

 実を言うと、当初は特価品でこれより千円だけ高かったMSIの「NX8600GTS-T2D256E-HD-OC」を手に入れてたんですが、先のエントリーに書きました事情により、この製品と交換したという深い事情があります。MSIの方はWindowsの起動画面を拝めなかったので少し喧しいファンの騒音ぐらいしか体感出来ませんでしたが、性能的には申し分ないと思います。

 各種ベンチを取ってみたところ、だいたい言われていた通りの性能で、手持ちの実ゲーム(The Sims2、FIFA 08)をプレイした限りではそれほど重たくならず、個人的には満足しています。旧環境からのステップアップとしては一段上に居るような体感でしょうか。GeForce6世代やGeForce 7600シリーズをご使用の方なら買い換える価値は十分あるかと思います。

 ただし最近発売された重ための3Dゲームだと性能の低さが気になるかもしれません。試しに幾つかのデモゲームを走らせてみましたが、高負荷設定にすると途端に重たくなるものが多かったです。

 付属のクーラーマスター製GPUクーラーは、高負荷時でもほとんど無音と言ってもいいぐらい静かな動作音です。冷却能力も想像以上に良く、このクラスのGPUを冷やすのには非の打ち所がないと言ってもいいぐらい。高負荷時の温度がいかほどなのかリアルタイムで確認は出来ませんでしたが、3Dゲームを30分ほどプレイした後に見た限りでは48度ぐらいでした。

 このカードを半年から1年ほど使用して、その後は2万円前後で販売されているミドルレンジクラスのカードに買い換える予定です。その時、このカードの買い取り価格がいくらぐらいに下がっているか分かりませんが、現在のRADEON HD 3850との価格差およそ1万円ちょっとと合わせればそのクラスのカードと「トレード」出来るので、繋ぎとしてはちょうどいい製品ではないかと個人的には思います。まあ、間もなく発売されるGeForce 9600 GTを長く使うという選択肢も悪くないと思いますが…オリジナルクーラー搭載品がどのタイミング、いくらで登場するかにかかってます。


各種ベンチマーク結果

----------------------------
[C2D E4400@2.66Ghz/FSB1333Mhz(333×8)/DDR2-800Mhz@CL5-5-5-15]
3d mark 06 : 5515(sm2.0:2259/hdr:2118/cpu:2308)
FinalFantasy 3(High) : 8227
LostPlanet(1280*720@高設定) : snow25/cave:26
GTO(高負荷設定) : 27.823
UC.net : 6530
三国志Online(高負荷設定) : 1736


---------------------------
[C2D E4400@2.997Ghz/FSB1333Mhz(333×9)/DDR2-800Mhz@CL5-5-5-15]
3d mark 06 : 5601(sm2.0:2254/hdr:2121/cpu:2597)
FinalFantasy 3 : 8636
LostPlanet : snow:25/cave:27
GTO : 27.347
UC.net : 7097
三国志Online : 1780


----------------------------
参考スコア:775Dual-VSTAにGF P86GT-GE/256D3/CMを装着したもの
[C2D E4400@2.66Ghz/FSB1066Mhz(266×10)/DDR2-533Mhz@CL3-3-3-8]
3D mark 06 : 5081(sm2.0:2096/hdr:1884/cpu:2311)
FinalFantasy 3 : 7049
LostPlanet : snow:22/cave:9
GTO : 24.582
UC.net : 6432
三国志Online : 1730

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 一昨日から発売され始めたNVIDIAの新型ミッドレンジGPU「GeForce 9600 GT」を買いました。2月上旬に8600 GTに換装したばかりなのに、随分と早い買い換えスケジュールだと思われるかもしれませんが、実は8600 GTを購入した店舗で交換保証に加入していた為、その期限が切れる前に新しいGPUと交換してみたくなったという訳です。 ...続きを見る
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