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zoom RSS 【自作PC】安価なアップグレードパス?Core2Duo E4400

<<   作成日時 : 2007/09/18 22:25   >>

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 連休中にCPUをCore2Duo E4400に換装しました。FSB1066Mhz、実クロック2.13GhzのE6400からの変更なので、FSB800Mhz、定格2.0GhzのE4400では「ダウングレード」という事になるんですが、そこはそれ、ベースクロックを266Mhzにクロックアップして2.66GhzのCore2Duo E6700相当として常用する事を目的に購入した次第です。

 購入したのは最新のM0ステッピングではなく、L2ステッピング。ロットは8月10日製造(生産地はマレーシア)の比較的新しめのものだったんですが、どうやらM0ステッピングのE4400はOEM向けに出荷されており、リテール市場にほとんど出回っていない模様。購入価格は大阪イチ安値、というか日本最安値(と思われる)\14,770。私が購入したショップ以外にも日本橋には最安値近辺の値をつけているお店が3軒あり、午前中に来店したという事もあってか混雑もなく、予想以上にすんなりと手に入れることが出来ました。

 さっそくレポートを…と、その前に。私の手持ちのマザーボード「775Dual-VSTA」は、BIOSのアップグレード無しではE4400を認識しません。当初はC1Eステートでの省電力性能が向上したM0ステッピングのE4400を買う気マンマンだったので、わざわざ改造BIOS(どうせならばと思い切って同スペック後継機の「4CoreDual-VSTA」用のL2.00b)まで仕込んでスタンバっていたんですが、どうもこの改造BIOSの調子が悪く、更に対応しているはずのC1Eステートに移行している様子も見られなかったので、EIST対応のL2.00aに変更してCPU対応表に掲載されているL2ステッピングのE4400を選択したという、自作マニア的にはやや面白味の無いパーツ交換と相成りました。

 E6700相当で動かすという事で、CPUクーラーの冷却力を高めたいと考えていた私は、巷で話題となっている大型クーラーの品定めを前日までに済ませていたんですが、どうも私のPCケース(排気用の45mm厚8cmファン込み)のサイズでは、外径115mm、高さ80mm以上のCPUクーラーは載せられない(物理的には周囲10〜15mmほど余裕はあるんですが、ケース全体のエアフローを妨げないようにするとこの範囲内がベター)ようで、VRMやノースブリッジも同時に冷却可能なものとなると、大型クーラーを除くごく限られた製品しか残されていませんでした。一応、それらの製品名をメモに記してCPUと一緒に購入しようと考えていたのですが、どこのお店を見て回っても「そんな中途半端なCPUクーラーなんて売れへんがな」状態で置いてありませんでした。

 さてどうしたものかと悩んでいたところ、某99にリテールクーラーの箱ジャンク(おそらくショップブランドPC用に組み立てた際に余ったものと推察)が山積みにされており、E6850用のクーラーを確認すると、現在使用中のE6400のものと変わらないように見えました。少なくてもファンの最大要求電流(DC12V 0.20A)とヒートシンクの構造は同じでした。\210とコーヒー1杯分ぐらいの値段だったので戯れに買って帰っても良かったんですが、「冷却能力が一緒やったら今使てるのを使い回してもえぇんと違うん?」という考えが頭によぎったため、結局それは買わずに帰ることにしました。

 帰宅してから気がついたんですが、よくよく考えたら現在使用中のCPUクーラーは取り替えて不要になるE6400と共に売却するつもりでいました。じゃあE4400に入ってる新品のクーラーを売却用に充てたらえぇやんと一瞬考えましたが、世間はそんなに甘いものではなく、E4400に入っていたCPUクーラーはE6400に入っているものより冷却能力が小さそうな(銅柱埋め込み型でなくオールアルミ製)ものでした。こんなのを知らん顔して他所様(某中古買い取りショップ)に売りつけるなんてのは詐欺みたいなもんなので、仕方なく暫定的にE4400のクーラーを使って様子を見る事に決めたのでした。念のため書き添えておきますが、E6400とその付属品クーラーはグリスを綺麗に洗浄して、説明書と共にきちんとパッケージの中に収めておきましたのでご安心(?)を。

 帰宅したのは午後3時頃だったんですが、なんやかやと解体・組み立て作業を開始したのは午後4時前。本当は使用後1年経過したマザーボードや購入したE4400、CPUクーラーの比較写真なんかを撮影したかったんですが、日が暮れる前に組み立てねばと脇目もふらずアセンブリに取りかかりました。いやあ、それにしてもLGA775のアセンブリはやり易い。これがSocketAだと「フックが外れねぇ」とか「コア欠け恐ぇ」とかで無駄な時間を取られる所でした。何とか部屋の中が暗くなる前に全ての作業が完了し、目視でコネクタの付け忘れなどがないか確認した後、いよいよ緊張のスイッチオンの瞬間がやってまいりました。

 ポチっ…起動後のPOSTにはちゃんとIntel Core CPU E4400@2.0Ghzが表示されている。すかさずBIOSセットアップに入り、クロックなどを確認する。デフォルトの状態では何の問題もなく稼働しているようでした。この状態でHardware Monitorを確認すると、何とCPUクーラーの回転数が1800回転(※E6400付属クーラーでは2700回転ぐらい)程度じゃありませんか。暫く放置してみましたが回転数は上がらず。う〜ん、もしかしてこれがE4400付属クーラーのデフォルトなのか?このままでは2.66Ghz常用は厳しいかもしれません。さて、どないしたもんか。

 悩んでも仕方がないので、とりあえず動作テストも兼ねてベースクロック266Mhzに設定してmemtest86+を実行することにしました。通常は一晩ぐらい回さないとエラーは検出されないんでしょうが、時間が無かったので1週ノーエラーが確認出来た時点でそのままWindowsの起動に突入する事に。Windowsは何事も無かったが如く起動し、いつものデスクトップ画面が現れました。やや不安な面持ちでCore Temp(0.94)を起動すると、Core #0、Core #1ともに40度を大幅に切っているではありませんか。E6400の時(50度近辺を指すことが多かった)より遙かに低い値やないの。どゆこと??

 どうやらCore Tempのバージョンが古いとE4400のTjunctionが85度として表示されるようで、それに連れてCoreの温度も15度ほど低く表示されるようです。実際Core Tempのバージョンを最新版の0.95に上げたところ、Core #0、Core #1とも50度前後と普通(?)の温度を表示するようになりました。他のモニターソフトで確認してみても、E4400@2.66Ghzを付属クーラーで冷却しても、E6400@2.13Ghzの付属クーラーの時と変わらないぐらいの冷却能力(CPU40度、チップセット38度)がある事が判明しました。

 まあ、アイドル状態で計測してみても変わらないのは当たり前(E4400のアイドル状態とE6400のアイドル状態は同一クロックだった)であり、負荷をかけてみないとまだ安全だとは言い切れません。そこで各種ベンチマークを採ってみました。

 最初にスーパーπから始めたんですが、どうも思ったほどスコアが上がらず、続いてFFベンチを実行した所、E6400で計測した時より8%ほど落ちてるやないですか。おかしいと思い再度計測してみるも、やっぱり2〜3%は低い。FFベンチは通称CPUベンチと呼ばれるほど、CPUクロックの性能差が出やすいはずなのに、上がることはあれど下がるのは明らかに変です。と、もしかしてと思って電源のプロパティを「最小の電源管理」から「常にオン」に変更して計測したものが下記のスコアという事になります。昨年の12月にMicrosoftからリリースされたデュアルコアパッチを充てて以来、この操作をしていませんでしたが、CPUを換装したらレジストリの値がリセットされていたようで、デュアルコアパッチが無効になっていたのが原因のようです。


   3DMark 05:3637
   3DMark 06:2315(CPU 2298/SM2.0 835/SM3.0 841)
   Final Fantasy XIベンチ3:6832(High)
   大航海時代Onlineベンチ:1392(XGA@32bit ノーマル)/948(XGA@32bit 最高)
   U.C.netベンチ:5565
   ロストプラネット(DX9版):Snow 32、Cave45(800*448*32bit)/
                   Snow 21、Cave 35(1024*640*32bit)
   Sandra 2007:Dhrystone ALU 24455 MIPS/Whestone iSSE3 16879 MFLOPS/
            Integer x8 iSSE4 145654 itps/Floating-Point x4 iSSE2 78395 itps
   CrystalMark:110207/ALU 23372/FPU 28225/MEM 12504/HDD 8684/GDI 8710/D2D 2495/OGL 26217
   スーパーπ mod 1M:22秒641

CPU以外のベンチマーク測定環境

  M/B:ASRock 775Dual-VSTA(※4CoreDual-VSTA用改造BIOS L2.00a適用)
  GPU:ASUS V9999 128M AGP(GeForce6800)/Driver:Forceware 163.11(WHQL)
  MEM:UMAX Pulsar DCDDR2-800 2GB@533Mhz(1GB×2のデュアルチャネル/4-4-4-10 1T)
  HDD:Seagate Barracuda 7200.10(ST3320620AS/320GB/SATAII)
  S/C:Creative Sound Blaster Audigy2 Value
  P/S:Seasonic SS-460HS/S
  OS :WindowsXP Home SP2

     ※比較用として昨年のPC組み立て時に計測したベンチはこちら


 さてさて、CPU負荷テストも済んだことだしと負荷後の温度を確認してみたところ、45度前後(BIOS読み。Core Tempでは57度。室温30度前後にて測定)と思っていたより冷えていて安心しました。CPUクーラーに取り付けてあるファン回転数を確認してみたところ2700回転を計測しており、爆音リテールクーラーとして再生(PWMにより回転数が変化した?)したようで、代わりのCPUクーラーを探す必要性が無くなりました。個体差やPCケースのエアフローにより変わってくるでしょうけど、E4400を2.66Ghzまでオーバークロックしても付属クーラーで充分冷却可能なようです。※後日、某99でE6x00シリーズ用リテールクーラーを\210で入手、換装しました

 肝心のゲームでのパフォーマンスですが、FIFA 07においては入場時やリプレー時のカクつきが無くなり、シムズ2(シーズンズ)においては少々の大所帯でもスムーズにプレイできるようになりました。ただ体感的には「以前に比べてちょっとマシになったかな」と感じる程度で、もしかしたらGPUの性能限界に達しているのかもしれません。ピクセルシェーダーとバーテックシェーダーをデフォルトの12PS/5VPから16PS/6VPに変更すれば少しはパフォーマンスアップも見込めるでしょうが、GPUの方はG92かRV670が出るまでは何とか騙し騙し使っていくつもりなので、無茶をさせずにデフォのままで我慢する事に… ^^;

※後日GPUを16PS/6VP化してベンチ測定しました。
  3D Mark 05:4112
  3D Mark 06:2569(CPU:2306/SM2.0:936/SM3.0:936)
  LOST PLANET DX9版:Snow26/Cave42(1024*640*32bit)
  Final Fantasy XI ベンチ3 高:7049

 私のように1年前にE6400やE6300などのL2キャッシュ2MBなC2Dを購入した人で、マザーボードの仕様上FSBのオーバークロックが難しいような環境では有益なアップグレードパスになるかと思います。ただしE4400をベースクロック300Mhz(3.00Ghz)や333Mhz(3.33Ghz)までオーバークロックして酷使しようという人には個体差もありますし、あまりお勧めできないかも。FSB 1600Mhzまで余裕で回せる高級M/Bを購入予定、或いは既にお持ちの方なら、内部倍率が低いE6400やE6300を手元に残しておいた方が旨みがあるかもしれません。

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 有り難いことにウチのブログを多くの方がご覧になっていますが、検索エンジン経由で来られる方で、エントリーに記された内容とはあまり関係のない情報をお求めの方が結構いらっしゃるようで、ウチのように長文が基本のエントリーだと期待させた分、求める情報が無かった時の時間的損失から来る落胆も大きい物と思われます。 ...続きを見る
飼い主ひみつ日記
2007/11/08 23:20

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