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zoom RSS 【自作PC】今夏最大のニュース。Core2Duo発表とAMD+ATi

<<   作成日時 : 2006/07/28 22:42   >>

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 各サイト既報の通り、先日Intelのデスクトップ向け新CPU「Core2 Duo」ファミリーが発表されました。数ヶ月前から意図的に情報がリークされていたので新たな驚きはありませんでしたが、「いよいよ来たか」という期待感に胸膨らませているユーザーも少なくないはず。

 一方、CPU出荷量ではインテルに次ぐAMDと、コンシューマ用グラフィックチップ業界ではnVIDIAと並んで激しい技術競争を繰り広げてきたATiの合併が7/24に発表されました。形式上はAMDが42億ドルの現金と5700万株の発行済み株式をATiに提供して買収(総額54億ドル)するというものですが、昨今の日本でも多く見聞きするようになった所謂「敵対的買収」ではなく、双方が相手のメリットを見出し、双方の持っている資産を有効活用する「友好的買収」のようだ。

 リンク先の記事ではAMD側から見たメリットが書かれてありますが、ATi側から見ればAMDのファンドリー(工場)を利用して、これまで外部ファンドリーに委託してきた自社製品の生産、出荷を自前で揃えられる利点がある。一般的にチップセットのアーキテクチャ(基本設計)は、CPUなどに用いられる最先端の製造プロセスの一歩後をついていく形が取られています。つまり、インテルがやっている事と同じ事をAMDとATiが行い、コスト削減による価格戦略がより一層打ちやすくなる、という事なのでしょう。その他にはプラットフォーム(AMD LIVE!)戦略の強化、モバイルチップセット(コードネームYokohama。既に日本のラボで研究開発中)の開発連携強化、今年の年末にバスライセンスが切れるインテル向けチップセット市場のAMD向け市場へのシフトなど、様々な思惑が合致したものと思われます。

 買収発表後に行われた会見では、ATiの製品出荷スケジュールについても言及されていましたが、向こう半年間のスケジュールに変更は無いとのこと。8月から10月にリリース予定のX1950シリーズやX1650 XTは元より、年内発表という噂のある次期ハイエンドGPU「R600」についても予定通り出荷されるようなので、これらの製品に狙いを定めていたユーザーにとってはひとまず安心、といった所でしょうか。個人的にはATiのUnified Shaderアーキテクチャに関心を持っているので、これまで通りの開発リソースを確保しつつ新世代GPUの開発に励み、nVIDIAとの健全な技術競争継続を願うのみです。

 で、ここからが個人的な問題となるわけですが、次期OSであるWindows Vistaに移行するスケジュールをどうするかに頭を悩ませています。これまでは今のシステムをWindows Vista発売まで持たせて、発売と同時にCPU、M/B、メモリ、GPU、HDDなどシステム総取り替えを予定していたんですが、私が楽しんでいる数少ないPCゲーム『SIMS2』で、近頃メモリ不足が原因と思われる不具合に悩まされるようになってきたのと、OSを入れているHDDがそろそろ寿命を迎えようとしている(SMARTの診断によればいくつかの項目で黄信号が灯っている)ようで、ごく近い将来(1〜3ヶ月先)にこの2つを何とかせねばならない問題が生じてきた所なんです。

 当初は8月発売予定のIntel Core 2 Duo(以下、C2D)プロセッサ(予算の都合上、最下位のE6300かE6400)にDDR2-800メモリ2GB、AGPとPCI-Express X16両対応M/BのAsRock 775Dual-VSTA、SATAII対応のHDD(チップセットはSATA150対応なんですが将来性を考慮して)にWindows XP Home SP2のパッケージ版を購入するつもりであった。選択理由はC2Dのパフォーマンスに惹かれたというのが大きいですが、最新CPU対応(1〜2年後のアップグレードパスが保証されたもの)でPCI-Express X16(※正確にはスロットの形状がPCI-Express X16互換で帯域はPCI-Express X4相当らしい)に加えてAGPも使えるM/Bはこれしか無かったから。Socket939のM/Bに939Dual-SATAIIという似たような製品もあるんですが、このM/Bに最新のSocketAM2を使うには「AM2-CPU Board」という大型のドーターカードを挿さなければならず、このボード自体が現在使用しているPCケースではギリギリ収まるか側板に干渉する恐れがある為、選択肢から外れたという次第です。

 そこへ今回の合併話。1〜2ヶ月、遅くとも3ヶ月先の出来事には大して影響は無いんですが、これが1〜3年先の「次のシステム構築」時ともなると話は別だ。その時にどのようなアップグレード方法があるかを見極めないと、現在の買い物が無駄になる恐れもあるわけだ。

 大方の予想ではC2Dリリースにより今後1年以上はIntelが市場シェアを大幅に盛り返し、AMDは窮地に立たされると見られていた。しかしAMDは今年の終わりに発表予定のサーバー向けクアッドコア(Deerhound)に相当の自信を見せており、それのデスクトップ版(Greyhound)が来年末から再来年初頭にリリースされる予定になっている。65nmで製造されるこのCPUがAMDの切り札となると言われており、このGreyhoundが下位互換すると噂されるのが現在発売中のSocketAM2なのだ。具体的に言うと、GreyhoundはDDR2とDDR3に両対応し、ピン互換(940ピン)を取る事でSocketAM2の資産(DDR2メモリやM/B)を有効活用できるというわけだ。M/Bはまだしも、2GB分のメモリともなると1〜2年で処分するのは勿体ない。来年末にCPUだけ取り替えて、ついでにOSもアップグレードすれば少ない予算で十分な満足が得られるんじゃないかと考えたわけです。

 一方、Intelは同じクアッドコアでもC2Dを2つくっつけたもの(PC用は「Kentsfield」)を年内にリリースする予定だ。大まかに言うと、C2Dの性能がいいのでPentium Dのような失敗(Athlon64 X2に名目上対抗する為だけに作り上げたハリボテだった)は繰り返さないという話なんですが、普通に考えてもこの理論はあまり説得力がない。無論、C2Dを2つ搭載したDual CPUシステムと割り切ればそれも納得出来るわけですが、消費電力当たりの性能はあまり期待できないんじゃないかと思うわけです。従ってIntelではその次に来るCPU(設計段階から4コアを内包し、現在のものより一回り小さな45nmで製造される。2008年リリース予定)がIntel版クアッドコアの本命になるような予感がするので、来年の夏にCPUとOSをアップグレードしよう、という予定は成り立たないと。もしするなら早くて来年末、遅くても再来年となる。その時に使い回せるパーツがあるのか、或いは総取り替えも視野に入れなければならないのかで、今どういうシステムを構築すべきか熟慮せねばならないわけです。

 更に重要となるのが、WindowsXP HomeのサポートがVista発売後2年で打ち切られるというもの。Vistaは今のところ2007年初めの発売が予定されているので、実質2009年の初めまでしかWindows XP Homeは使えない(※物理的に継続使用出来るが周辺機器や各アプリのサポートが終了する可能性が高い)。今年の夏にシステムを入れ替えるとするならば、2年半以内にOSアップグレードを敢行せねばならないわけだ。逆に言えば、それまでの繋ぎとなるシステムでも構わないわけだし、OSだけアップグレードするという手もあるにはある。2年後の2008年はIntelもAMDも45nmのCPUが発表される頃で、AMDのCPUにはATiの技術が盛り込まれた初のものが登場するでしょう。IntelもAMDもこの時期に発表するCPUには相当の自信を持って臨むものと思われるので、2年後にもう一度システム総取り替えを検討するというプランも悪くないわけだ。となると、今は繋ぎの時期と捉えて最小限度の出費(2年後に処分しても心が痛まない程度の出費)に抑えるのが得策か!?

 3Dゲームのパフォーマンスを最優先するならば、「C2D」ファミリー、「Intel P965」チップセット、「DDR2-800」メモリに「SATAII 300」対応HDDが今夏最高の組み合わせである事は間違いない。が、このシステムだと少なく見積もっても8万円はかかるし、新たにPCI-Expressのグラフィックカードを購入せねばならないので、最低10万円はかかると思った方がよい。先述した「775Dual-VSTA」はDDRメモリにも対応しているので、メモリ増設は諦めて(現在のメモリを流用して)「C2D E6300」とHDD、OS購入でおよそ5万円。これと同程度のパフォーマンスが期待できるAthlon64システムだと、モデルナンバーで言えば3500+以上(Athlon64 X2だと4200+以上)で、DDRIIメモリ+PCI-Express GPUのSocketAM2システムで最低8万円、Socket939システムでメモリとGPU流用だとおよそ4万円となる。8万円〜10万円だと2年で入れ替えるには少々心が痛む値段だが、4〜5万円ならまあまあ納得出来る。どうせ2年後に買い換えるならば、いっそDDRIIメモリはパスして次世代のDDR3にかけるのも悪くない。ならばSocket939でAGPもPCI-Expressも使える「939Dual-SATAII」で間に合わすか。この際、ドーターボードの存在は無視(2年後にM/B事取り替える)しよう。

 2年後のアップグレード前(来年の夏から冬にかけて?)までに、おそらくグラフィックカードも買い換えなければならないでしょう。その時はもうAGPである必要は無いので、ATiやnVIDIAというブランドに囚われず実売2万円程度のおいしい価格帯のGPUを買い求める予定。先にも申し上げましたように、個人的にはATiのUnified-Shaderアーキテクチャに注目しているので、出来が良ければR600ファミリー中堅機種の後継品か値下がりしてきたR600を狙うのも悪くない。もしその時nVIDIAの方が評判が良ければそっちでも構わないわけだし。AMDとATi合併の思惑がどこにあるかは抜きにして、こうやって好きな部品を取っ替え引っ替え出来るのも自作PCの醍醐味でしょうね。この夏、自作PC熱が沸騰しそうな予感。


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 この話題、もう一度引きずることにする。[推敲度 3/10] 以前の記事(20060725記事「最強!?Core2Duo対応、メモリ・VGA新旧両対応マザーボード」 )でははっきり述べなかったのだけど、店頭でその両対応マザーボード「ASRock 775Dual-VSTA」の存在を知った私は、その店内で愛機のモバイルノートを取り出してASRockサイトでその製品の仕様を調べ(素晴らしき京ぽん2!)、まさしく望んでいた製品仕様であることを知るや否や、断固として買うことを決断した。 ...続きを見る
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